子育ての疲れを癒やすために、妻と2人で湯河原の惣湯テラスにお邪魔してきました。
惣湯テラスは、湯河原の万葉公園に2021年にできた、かなり優雅な印象のスパ施設です。(万葉公園そのもののレポート記事はこちらをどうぞ。)
完全予約制で、プランは下記の2種類。
- 食事あり、滞在時間5時間(5,800円)
- 食事なし、滞在時間3時間(2,900円)
今回はせっかくなので、食事ありプランでまったり過ごすことにしました。
こちらが惣湯テラスの入り口です。隠れ家感がたっぷりですね。
受付のスペース。この時点で圧倒的なおしゃれ感に思わず身が引き締まります。
館内着に着替えて、まずはお食事を。こちらがダイニングスペースで、座席は20席ほど。この日は平日で、10組くらいのお客さんがいました。
ダイニングスペースには、フリードリンクの提供も。紅茶とドリップコーヒーがメインで、いつでも飲むことができます。
ダイニングからの眺め。緑豊かで、心が落ち着きますね。
お食事の前にドリンクのサービスが。ノンアルコールビールをいただきました。
お食事がやってきました。どれもとても美味しかったですが、特にスズキと新生姜の炊き込みご飯が気に入りました。鱸と書いてスズキと読むのも初めて知りました笑。タコの炊合せも、ゆずの風味が効いていて爽やかで美味しかったですね。
お食事の後は、デザートの最中。一見食べづらそうですが、食んでみると、最中の皮がアイスにピタッとくっついてキレイにいただけました。塩味がアクセントになっていて、こちらもとても美味しかったです。器も美しいですね。
お食事のあとは、外のテラス席でまったり。
続いて浴槽へ。こちらは浴槽への通路です。黒と直線で構成された構造がとても素敵。
お風呂は撮影禁止なので、公式HPから画像を引用させていただきました。人もほぼいなくて快適でしたね。お湯は2種類あり、温度がそれぞれ違います。長く浸かりたい場合は温めのお湯に、温まりたいときは熱めのお湯に浸かって、長く楽しむことができます。また、サウナもあるので、サウナで温まって外へ出て涼んでボーッとする……みたいな過ごし方も可能。ずっといれちゃいますね。ちなみに、お風呂から見える木々は川の向こうにあり、川の向こうは熱海市です。
また、お風呂でシャンプーできない問題について。惣湯テラスでは、お風呂場でシャンプーすることはできなくて(シャワーとボディソープはあります)、離れたところにある更衣室の中のシャワーでのみシャンプーをすることができます。なぜそうしているのかはわかりませんが……この対応でちょっと評判を落としているところはありますね。ただ、シャンプーはそんなに頻繁にするものではないですし、最初と最後にシャンプーできれば良いかな、ということで自分はそこまで気にはなりませんでした。総じて良いお風呂だったと思います。
お風呂から上がったら、2階のライブラリーへ。本を読んで過ごすのが推奨されます。並んでいる本はいろいろありましたが、自分はビジネス書を読むのでそのあたりをセレクト。ちょうど今読んでいた本があったので、ソファに座って続きを読んで過ごします。
ライブラリースペースは恐ろしいほど静かで、空調の音がうるさいな、と思ってしまうほど。ノイズキャンセリングのイヤホンを持っていくと、瞑想に近い体験ができるのではないでしょうか。
休憩できたら、木々の小道を抜けて、奥の湯とラウンジに向かってみます。
ラウンジに着きました。誰もいない、川のほとりにぽつんとあるスペース……。最高すぎましたね。誰もいないところを見計らって、PCをいじったりして、まったり過ごさせていただきました。
奥の湯はラウンジの隣にあります。中の写真はWeb上でも探せませんでしたが、メインのお風呂と同じデザインで、一人分のスペースがあるといった内容でした。事前予約はなく、入り口の手書きの予約リストに名前をその場で入力するスタイルです。ものすごく眺めが良いのにあまり入っている人はいなくて、気軽に入れてしまうのが助かりました。
少しリモートMTGで打ち合わせする予定があったので、ライブラリースペースにある個室をお借りしました。1時間1,100円です。自分は仕事用に借りましたが、一人で誰にも顔を合わせずに過ごしたい、という方にも良いスペースだと思います。
あとは、お湯に入ったり休憩したりを繰り返して、あっという間に5時間が経ってしまいました。本当に静かで、自然も豊か、建物もモダン。非常に贅沢で静謐な時間を過ごすことができました。とても気に入ったので、また寄りたいと思います。
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