『トップガン』感想〜80年代ハリウッドの完成形を感じさせる1作

2022年、続編である『トップガン マーヴェリック』が公開され、話題となっています。

実は、私は80年代生まれにもかかわらず初代『トップガン』を観たことがなく……この機会にAmazonプライムビデオで鑑賞したので、感想を書いていきます。(トゥルーライズは結構観たんだけどなあ)

トップガン あらすじ

アメリカ海軍のパイロット、マーヴェリックは敵国機ミグを追い払ったことで、エリートパイロット養成学校の「トップガン」へ派遣されることとなる。

マーヴェリックは学校で実技や座学をこなしながら、ライバルのアイスマンたちと首席を巡って切磋琢磨する。そんな中、美人教官チャーリーとも恋仲になる(笑)。

しかし、ある日の演習中に不幸な事故で相棒のグースが死亡、マーヴェリックは自信を失ってしまう。

そして、そのまま卒業式になんとか出席するマーヴェリックと同僚たちに、出撃命令が下る。敵国のミグが攻め込んできたのだ。

マーヴェリックは戦闘中に自信を取り戻し、敵国のミグをすべて追い払うことに成功。一躍英雄となり、トップガンの教官としての道を選び、チャーリーとも再会を果たす。

ストーリーは陳腐だが、戦闘機の迫力はすごい

正直、ストーリー的には何もグッとくる箇所はありませんでした。

本当によくある80年代の王道ストーリーといった感じで……。無鉄砲な主人公がめちゃくちゃやりながらも、簡単にヒロインが登場し主人公に惚れ、相棒が死に、それを乗り越える。王道過ぎますね笑。

とはいえ、『トップガン』は1986年の米国での興行収入は一番だったようで、めちゃくちゃヒットを飛ばしています。日本でも、公開当時はみんな観に行って大ヒットだったと多くのレビューで見かけます。

その理由としては、やっぱりこれでもかと見せつけられるパワフルな戦闘機(実機)のアクションシーンによるのではないでしょうか。

CGの迫力ある映像に見慣れてしまった今でも、本作の戦闘機のアクションシーンは結構圧倒されるものがありました。CGなしでこれはすごい、というか。

こういう金にものを言わせた力技な魅せ方はやっぱりハリウッドでしかできなかったでしょうし、当時のエンターテイメントとしては本当に最高のものだったんだろうなと思わされますね。

あと、たしかに若いころのトム・クルーズはめちゃくちゃカッコいいw 定期的に観たくなるかっこよさかもしれません(笑)。

取り立ててめちゃくちゃおもしろい映画というわけではありませんが、一時代を築いたエンターテイメント作品として、一度観ておいても損はない作品だと感じました。

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