奈良・ANDO HOTELに子連れで泊まってきました!ホスピタリティが最高の宿でした

先日、子ども(5歳と4歳)を連れて奈良旅行に行った際、若草山にあるANDO HOTELに2泊3日で泊まってきたので、レポートしていこうと思います!伺った季節は10月の終わり頃です。

ANDO HOTELってどんな宿?

ANDO HOTEL(アンドホテル)は、50年以上続いた老舗旅館「遊景の宿 平城」をリノベートして2020年にオープンした、奈良・若草山の自然の中にあるホテル。東大寺、五重塔、春日原生林など3つの世界遺産を眺められるのと、豪華な食事が売りです。そして、子連れファミリーも大歓迎!

場所はこのあたり。東大寺の裏側、という感じで趣深いですね!奈良奥山ドライブウェイという有料道路の途中にあり、歩きで行くにはちょっとむずかしいかも……。タクシーやレンタカーなどで向かうと良いですね。ちなみに、宿泊者は有料道路の料金は、専用のチケットをくれるので無料です。

ANDO HOTELに早速到着!

それでは、早速お部屋の方を見ていきましょう!我々が泊まったのは、プレミアビューツインというホテルの2〜3階にある客室。5階のパノラマビューツインには劣りますが、眺めが良い部屋ということで、期待大です。

こちらがベッドルーム。畳張りの和モダンなお部屋で、いい感じ!広さも狭すぎずちょうど良いです。

部屋からの眺めも超キレイ!奈良駅周辺の夜景が見事ですね〜さすがプレミアムビューです。

ちなみに朝はこんな感じ。若草山の自然もきれいですね〜。シカが山を下っていくのが見えたりしました笑。

洗面所はバッチリリノベーションされていますね〜。洗顔などのアメニティも全然安物じゃなくて、高級感がありました。これはうれしいです。

備え付けのお風呂もしっかりリノベートされていました!が、バスタブあたりの質感はちょっと昭和は感じましたかね。まあ、あまり入ることはないので良いでしょう!

おトイレ。清潔感はもちろんバッチリです!バスタブと同じく手洗い場の質感だけちょっと残念……。自分がこだわりすぎですかね笑。

ANDO HOTELのお風呂

ANDO HOTELのお風呂は2つ、大浴場と展望露天風呂。ちなみに温泉ではなく水道水なので、温泉に入りたい方はご注意を。

(オフィシャルHPより引用)

大浴場の方は、ちょっと小さめですかね?露天風呂やサウナなどもなく、簡易的の浴槽が1つあるだけなので、特にめちゃくちゃ良いっていうわけではないです。楽しむためのお風呂というよりは、普通にお風呂に入るためのお風呂っていう感じですね。

展望露天風呂の方は最高!夜に入ると奈良の夜景を一望しながらゆったりとお湯に浸かることができます。シャワー室ももちろん完備!これは本当に良かった〜〜。ちなみに、自由に入れるわけではなく、1部屋につき1日1時間の予約制です。

温泉に浮かべられる日本酒セット(有料、2000円くらい)もあったので頼んでしまいました……。もう、最高ですね!

ANDO HOTELの食事

さて、ANDO HOTELのもう一つの売り、食事のご紹介です。もはやオーベルジュと言っていいくらいの内容でした!

▲お食事処の眺めも最高〜〜

今日のメニューはこんな感じ。松茸だの、甘鯛だの、雲丹だの、豪華そうな食材の名前が並んでいますね〜〜。ちなみに、チェックイン時にメニューのアップデートができたので、牛蒡摺流しを松茸にアップグレードしました。松茸食べたかったんですよ。

まずは前菜。吉野葛を使った栗葛寄せ、紫甘露カステラ、菊菜松茸。ここにも松茸が……超贅沢です。

薄暗くて何が写っているのか分からなくなってしまいましたが笑、、。鱧(はも)と松茸のスープ的なやつです。土瓶に入っているのがなんとも風流ですね。出汁の味わいが深くてめちゃくちゃ美味しかったです!

95%くらいが飾り付け笑のお刺身。左手のグラスに入っているやつがそうですね。これも美味〜〜。

アップグレードした鯛と茸の蒸し焼き。アクアパッツァ的なお料理。1人に1尾です。超贅沢〜〜。

メインで出てきたのは大和牛のしゃぶしゃぶ。黄色いしゃぶしゃぶ用お鍋は、なんと雲丹出汁……。雲丹の出汁って初めてですよ。めちゃくちゃ濃厚な雲丹の味がしました笑。これは紛れもない贅沢の極みですね。

最後はお蕎麦。大和ポークのローストと一緒に。これも美味しかった〜〜。大満足でした!

ちなみに、子供用のプレートはこちら。結構てんこ盛りです。うちの子どもは少食なので残してしまいましたが、たくさん食べるお子さんには申し分ないですね!ちなみに、子ども用のメニューもチェックイン時に苦手なものなどを聞いてくれ、内容を間引いたりいろいろカスタムしてくれました。この気遣いが、うれしい!(2日目は量を減らしてもらいました)

お食事終わりには、家族は部屋に帰して、自分はバーカウンターでいっぱいもらいました。ウイスキー初心者なのですが、バーテンの方がいろいろお酒の説明をしてくれ、とても勉強になりました。ホスピタリティがすごいです。

▲バーカウンター全景。超おしゃれ〜〜。

フロントのところに暖炉があるのですが、そちらで飲んでも良いか尋ねたら、OKとのことで、暖炉で一杯。我儘言ってすみません。でも、すごい良い雰囲気でお酒を飲むことができました。素晴らしいですね。ちなみに、この暖炉でマシュマロを焼いて食べるサービスもあります(無料)。

そしてこれが、朝ごはん。結構シンプルですが、食材は地元のものをふんだんに使っているようです。どれも美味しくて、もちろん完食しました!ちなみに、次の朝も同じメニューだったので、2日続けて泊まる方はそんなにいないのかな、とは思いました(夜のメニューはもちろん日によって違いました!)。

ANDO HOTELのアクティビティ

ANDO HOTELでは、森の散策や釣りなどさまざまなアクティビティがありますが、我々はその中でも、若草山の星空ウォッチングに向かいました。

夜の九時頃、ほかの宿泊者と一緒にバスで山頂に向かいます。ちなみに、子どもが持っている光るおもちゃはホテルでもらいました。ホント子どもに優しいですね〜〜。

じゃん!これが若草山山頂の景色です!これは見事!

星空の解説をしてくれるスタッフの方に、星座を教えてもらえました。この日は星がよく見えた!写真は、カシオペア座と北斗七星です。iPhone 13で撮ってみましたが、ちゃんと撮れるもんですね。iPhoneすごいです。

夜景をバックに記念撮影もできて、良い思い出になりました!

ANDO HOTELのホスピタリティ

ANDO HOTELに泊まってみて、一番感じたのがホスピタリティの良さです。比べるのは良くないかもしれませんが、星野リゾートなどだとどうしてもあまり慣れてなさそうなスタッフさんが必ず1人はいたりするのですが、ANDO HOTELではスタッフの方みんながみんな、プロとしてしっかり教育を受けているように感じました。とにかく気配りをしてくれるのがとてもうれしかったです。

こういう大人の雰囲気がたっぷりのホテルだと、どうしても子どもは敬遠されがちだと思うのですが、暖かく迎え入れてくれて、少しも不快な思いをすることなく豪華な食事が楽しめたのも、スタッフさんたちの気遣いがあってこそだと思います。

あと、周りのお客さんも優しかったですね〜〜。子どもがいるからといって嫌な顔をされたりすることがなかったので、そういうホテルだということがちゃんと認知されているのかもしれませんね。ちなみに、自分たちのほかにも赤ちゃん連れのファミリーがもう1組いらっしゃいました。

お部屋の着替えの上においてあったメッセージカードも良かったです。

食事から帰ってきたときのてるてる坊主とメッセージにもほっこり。

ANDO HOTELのもうちょっと……なところ

さて、これまでべた褒めしてきましたが、ちょっと気になるところもあるにはあったので、正直な感想も書いていこうと思います。

1つ目は、有料道路のチケット問題。

最初にANDO HOTELに向かう際に、管理人の方に「あとで通行券をANDO HOTELで買ってください」と言われたのですが、「お金払うの!?」と少し混乱しました。結局は無料でくれるものだったのですが……。

で、そのチケットもこちらから言わなければもらえないような感じで、2日目にチケットをもらい忘れて普通に有料道路分のお金を払うことになってしまいました。

その旨をホテルに伝えると、チケットをあとから見せれば払い戻してくれるとのことだったので、3日目に見せて払い戻してもらおうとしたら、なんと管理人の方は払い戻せないとの一点張り。

まあ、どうせ数百円くらいの問題なので、押し問答になりそうだったのでおとなしくお金を払ったままで帰りましたが……。このあたりのホテルと有料道路側の認識のズレはちょっともやもやしてしまいました。

こちらから言わなければチケットもらえないのもちょっと微妙かな、と思うので、車で来た人にはチェックイン時に必要枚数を渡すことにして、追加が必要であれば声をかける、という運用にした方が良さそうに思いました。

2つ目は、2日目に外出する際に、当日の夜の食事のカスマイズを伺う、とチェックイン時に言われたように思うのですが、結局聞かれなくてそのまま外出してしまい、2日目の食事のアップグレードができなかった、というのがありました。

これも自分から声をかければよかったんですが、、どうもシステムが分からないと「どうすれば良いのかな?」と思ってしまってどうしてもスルーしてしまいがちなんですよね。。

なので、これも客が外出する際に、食事をどうするか決めているか、確認するフローがあればよかったと思います。せっかくカギを預けにフロントに寄っているわけですしね。

とはいえ、それくらいです。どれもすれ違いみたいな問題だと思いますし、こういう小さな違和感は払拭できるくらい、その他のサービスが良かったので、全然悪い印象はないのは強調しておきます!笑

ANDO HOTELの料金

それでは、ANDO HOTELの気になるお値段は、こちら!

1泊目
大人27,100円×2+子ども9,000円×2=72,200円

2泊目
大人35,000円×2+子ども9,000円×2=88,000円

その他
食事アップグレードやお酒代など……25,000円くらい

合計
186,521円

というわけで、2泊3日で18万円強でした。結構贅沢してしまいましたね笑。でも、お値段相応のサービスは受けられたと思うので、満足です!


以上、ANDO HOTELのレポートでした!

ちょっと文句も言ってしまいましたが、、でも、総じてとても良いホテルだと思います!やっぱりホスピタリティの良さが段違いですね。チェーン展開しているリゾートホテルよりも、こういった地元密着型の小さなホテルの方が良い気分にさせてくれるのかな、という気持ちにさせてくれました。

奈良のホテルで迷っている方がいたら、ANDO HOTEL、おすすめです!ぜひ!

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