こんにちは、ちんぱんパパです!
ここでは、自分が今まで読んだ漫画で良かったな〜と思うものをご紹介していきたいと思います。
30代後半なので、だいぶ偏りはあるとは思いますが…。同じような指向性の方の参考になれば幸いです。それではどうぞ!
少年漫画
ジャンプコミックス
ジョジョの奇妙な冒険
ジョースター家と悪役DIOが何世代にもわたって戦いを繰り広げる数奇な運命譚。部ごとに主人公が変わり、現在は第8部まで出ています。絵柄はクセがありますが、バトルの展開やオリジナリティのある台詞回しが秀逸で、大好きな漫画です
ドラゴンボール
30〜40代にとって最強のバトル漫画、ドラゴンボール。このあいだ全巻買って久しぶりに読んだのですが、やっぱりまだまだ全然面白かったですね! 最近の子は読まないみたいですが、読んでも面白くないのか、そもそも興味がわかないのかが気になります。
ドラゴンクエスト ダイの大冒険
今読むと序盤の絵柄がどうも古臭く、名作と言われても敬遠されがちだとは思うのですが、自分の世代には本当に人気のあったマンガでした。勇者ダイが世界を滅ぼそうとする大魔王を倒しにいく物語です。何が良いかって、伏線の回収の仕方ですね。序盤から提示されていた伏線が、最終回近くになって次々と回収されていく展開は本当にアツくなりました。一番好きなマンガかもしれません。
HUNTER × HUNTER
言わずとしれた、冨樫義博の名作マンガ。よく練られた念能力システムや、複雑なストーリー展開など、富樫節があちこちに散りばめられた唯一無二の世界観が表されていると思います。何より、根っこには主人公ゴンのピュアで愚直な価値観が一本筋を通していて、複雑でシリアスなだけじゃない、少年漫画としての矜持がベースにあるのが好きです。
幽★遊★白書
HUNTER × HUNTERの冨樫義博が90年代に書いていた作品。霊界探偵・浦飯幽助が妖怪と戦うバトル漫画です。自分の世代ドンピシャでした。周りの友達も女の子もみんな大好きでしたね…。キャラクターが全員格好良いのと、終盤の切ない雰囲気が大好きです。ラストシーンも本当に胸がこみ上げるものがあります。
SLAM DUNK
過去の作品で、今の時代に普通に受け入れられる作品は、SLAM DUNKぐらいしかないんじゃないでしょうか。それだけにこの作品が異常に完成度が高いということでしょう。マンガ好きで未履修の方がいたら、今すぐ読んでもらいたいです。マンガの神だと思います。
ピューと吹く!ジャガー
最高に面白いギャグ漫画でした。自分はうすた京介の世界観がものすごくツボでしたね…。ピヨ彦のあまりにも理不尽な扱いや、奇想天外なキャラクターの数々、むかつきしか覚えないハマーの表情、全部好きでした。乙女心ゆれ子に、世界が壊れるほど笑った記憶。
キン肉マン
キン肉マンはファンが多いですね。今でも連載中ですし、度々Twitterでも話題に登りますね。悪魔超人編あたりまではさすがに絵柄がきついかもしれませんが、超人タッグトーナメントあたりからは絵もよくなっていって、どちらが勝つかわらかない展開も堂に入ってきて、めちゃくちゃおもしろい作品だと思います。今は絵もめちゃくちゃうまくなっていて、本当にビックリです。続編では本編で1ページしか出てない〇〇マンとかが、復活して出てきてそれなりに活躍するっていうのも無性に面白いですね笑。
約束のネバーランド
鬼の食料として育てられている子供たちが、養育施設から脱走し自由を得るために冒険するダークファンタジー。最高に面白いです!掲載誌は少年ジャンプながら、浦沢直樹ばりの謎の散りばめ方や推理性があり、かつ子供たちが力を合わせて現状を打開していく展開には涙が止まりませんでした。ぜひ!
ワンパンマン
ゆるい絵柄の原作も大好きでしたが、村田雄介氏(めちゃうま!)によるリメイクもかなり迫力があって読み応えありますね!すべての敵をワンパンで倒すという最強の主人公が良いです。設定の勝ちと、的・味方ともに異様にゆるい(かつ強い)キャラクターのアンバランスさがクセになります。ガロウ編はマジでワクワクしっぱなしだった・・・!
キャプテン翼
テニスの王子様に通ずる、トンデモスポーツマンガの大ヒット作。小学生大会から始まるんですが、最初から面白いですね。主人公の大空翼がとにかく最強かつ純粋で、どんどんライバル達をほだしていくところが痛快なんですよね。オーバーヘッドキック、真似しようと頑張りました。81年に連載が始まりましたが、調べたらまだやっているようでした。マジか。。
左利きのエレン
アートを題材にした漫画では一番おもしろいんじゃないでしょうか。やっぱり天才が無双したり成長したりする漫画は無条件に面白いですね。無垢な光一が闇落ちしてなんかものすごいアートな人になったりと展開も面白いです。広告代理店の世界似興味ある人はぜひ!
魁!!男塾
これは北斗の拳とかと違って、今でもこの面白さは通じると思うんですよね。めだかボックスに近いというか……。男を目指す男塾塾生が、とにかくひたすら戦っていくだけなんですが、ギャグ要素が強く、わけのわからない荒唐無稽な攻撃方法や、民明書房という架空の出版社を引き合いに出しその起源を説明する謎のナレーション、「知っているのか雷電」としか言われない知っているだけの男、死亡確認する審判の王大人が確認してもだいたい生き返るなど、とにかくネタ宝庫過ぎて笑いしかないです。久々に読みましたが、やっぱり面白かったです笑。
いちご100%
1人の男がモテまくるハーレム漫画の名作。ハーレム漫画大好きです。登場人物が全員可愛いのと、しっかり切ない展開が良いです。酒飲みながら読んでると、号泣してしまいます。ラストの選択も良かったな〜〜。ちなみに、自分は西野派です。
I’s
尻マンガこと、I’s。とにかく桂先生の描く女の子が可愛かったです。リアルなタッチの絵柄も、ラブコメでここまで画力の高いマンガもこれまでなかったと思うので、そういう意味でもかなり新鮮味のある作品でした。連載当時は正直夢中で読んでましたね笑。
キャッツ♥アイ
シティハンターも面白いですが、キャッツアイも名作。盗賊と刑事のラブストーリーという感じですが、まあレトロ昭和な雰囲気が良いのと、最終回の異常な切なさがこの作品の強烈に印象づけている感があります。80年代の雰囲気が好きな方はぜひ。
講談社コミックス
はじめの一歩
こんなにも宮田と戦わずに続くとは思いませんでした。いじめられっ子の一歩がボクシングをはじめ、強敵を次々と倒していく物語です。今は続け過ぎて展開がグダグダになっているという話ですが。。ある時期までは本当に面白い作品でした。自分の中のピークは、鷹村守VSブライアン・ホーク、木村達也VS間柴了あたりですね。鉄板!
あしたのジョー
自分も全然世代じゃないですが、あしたのジョーは今見ても違和感なく面白いと思える作品だと思います。何よりも丈のキャラが良いですね。喧嘩っぱやくてどうしようもないがボクシングセンスはピカイチ。強敵に出会っても諦めずに戦い抜く強さ。台詞回しもかっこよく、ぜひこの先もずっと読まれてほしい名作だと思います。
無頼伝 涯
福本先生は割と少年マガジンでも書いてますが、その初作品だった涯はめちゃくちゃ面白いです。ストーリーは、資産家の老人の殺人犯に仕立て上げられた涯が、無実を証明するために少年院で戦う物語です。カイジ並の心理戦や、結構少年誌としてはエグ目な表現に自分はドキドキワクワクしていました。が、絵柄やエグい内容的に、人気はそこまで出なかったようで、5巻で終わっています。が、むちゃくちゃ面白いので、福本ファンはぜひ。
少年サンデーコミックス
H2
あだち充といったら自分はこの作品。青春、夏らしさ、切なさ、すべてが詰まっています。ストーリーは、別々の高校に進んだ幼馴染の野球少年、国見比呂と橘英雄が甲子園で対決するまでの道のりを、ラブコメ要素をいれつつ話を進めていく感じです。最終回は物議を醸しました。夏と言ったら、このマンガです。(Kindle版ないんですね・・・)
タッチ
まあ鉄板ですよね。自分もそこまで世代じゃないのですが、アニメの再放送をしつこいくらいにやっていたので、めっちゃ刷り込まれていました。でも、やっぱり漫画の方が面白いですね。あだち充の独特な間のとり方やギャグセンスなんかは、漫画の方がしっくりきますねえ。熱血とは違うスポーツ漫画の礎として、歴史に残る一作。
ラフ
いつものあだち充が水泳に舞台を変えて楽しめる、という感じです。キャラもストーリーも表現もあだち充節が効くに効きすぎていて別にこの漫画もあんまり代わり映えしないんですが、どうしてこんなにも中毒性高いんですかね。もうあだち充というジャンルですね、これは。
GS美神 極楽大作戦!!
この漫画は初期の方も少年漫画的で面白いのですが、後半のドラマチックさに心を奪われました。特にずっとどうしようもないキャラだった横島が覚醒し、成長していく姿にはこみ上げるものがあります。ダイ大のポップ的な成長物語が好きな方にぜひ読んでもらいたいです。
め組の大吾
意外とない消防士の漫画。どんどん絶望的な状況に追い込まれていく中、それを打破していく大吾の姿は頼もしくてかっこよすぎましたね。衝突からの信頼構築の流れも多く、少年漫画らしいアツさにあふれた名作だと思います。
少年チャンピオン・コミックス
グラップラー刃牙
今も続いている刃牙シリーズの原点です。面白いのはやはり地下闘技場トーナメント編ですかね……自分はそこから読み始めたのですが、あまりの面白さに全巻すべてそろえてしまいました。いろいろなキャラが出てきて、誰が勝つのか全然分からないところが良いですね。一番好きなのは、合気道の達人、渋川剛気です。
ブラックジャック
手塚作品のなかでは、1番目か2番目くらいに好きです。ピノコが学校に行く話の最後のコマとか、くるものがありました。「おこがましいと思わんかね」とかも、最後のコマでしたね。最後のコマがすごく良いです。ドクターキリコの葛藤感も好き。自分で自分を手術する話も好きでしたねえ…。思い出がたくさんあります。
アクメツ
悪徳政治家を残虐に殺しまくる仮面の男が主人公。果たして彼は正義か悪か、という物語です。当時よく世間を賑わせていた政治家の汚職事件などを背景に生まれたマンガだと思いますが、勧善懲悪にならずになかなかの完成度で楽しませてくれました。絵もうまいし、好きな作品ですね。
青年マンガ
ヤングジャンプコミックス
GANTZ
説明不要の大ヒット作。絵柄、展開、設定、すべてがオリジナリティの塊のように感じました。思えばこの漫画の影響で、デスゲーム系や異形のモンスターと戦う漫画が一般化したような気がします。モンスターの異様さ、設定の見たことなささは本当に秀逸。あと、女の子がかわいいのもポイント高いです。
ヤンマガKC
賭博黙示録 カイジ
ギャンブル漫画の頂点、カイジシリーズ。もう第一巻から面白すぎて衝撃でした。限定ジャンケン、鉄骨渡り、Eカードと次々と心理&頭脳戦が試されるゲームが繰り出される展開には、ものすごい読み応えがありました。絵もすごい。よくこの絵で大ヒットしたなあと未だに思います(笑)。
1日外出録ハンチョウ
このスピンオフを誰が予想したでしょうか。『賭博破戒録カイジ』で出てきた強敵、地下チンチロの大槻が主人公のグルメギャグ漫画です笑。本編での憎たらしさはまったくなく、思慮深くも地に足のついたおじさんが、飯に対してあれこれ考えるのが最高に面白すぎます。班長麻雀の回は笑い死ぬかと思いました笑。
食べれません
脱力系の4コマ漫画です。4コマ漫画で一番好きかもしれません。赤塚系とか、吉田戦車系とか、それに近いテイストですが、おじさんばっかりのキャラもなんかかわいいんですよね。オチの発想も神。が、作者の方は亡くなっちゃったんですよね…。非常に残念です。
バジリスク
伊賀忍者と甲賀忍者が争う群像劇。もう大分前の漫画になってしまいましたが、誰が勝つのか分からない二転三転する展開で、今見てもあまりふるさを感じさせない面白さがあると思います。全5巻というのも読みやすくて良いですね。
ザ・ファブル
ボスから普通の生活を送るよう命令された殺し屋の主人公が、日常を送りながらも事件に巻き込まれていくヤクザ漫画。ハードボイルドな漫画かと思いきや、ギャグも面白いし、普通の日常会話すらも面白い不思議な空気感のある漫画です。普通の人々の生活に触れて考えが変わっていく主人公も素敵ですし、殺し屋として最強の腕を見せるシーンもかっこよすぎです。この漫画嫌いな人いないんじゃないかなあ。
モーニングKC
カバチタレ!
法律漫画のヒット作ですね。画が完全に青木雄二ですが、なんと別人。ナニワ金融道よりもよりモダンでカタギな話が多く、とっつきやすい内容かなと思います。法律に基づく逆転劇も多く、読んでいてスカッとすることも多いですね。面白いです!
定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ
この漫画は衝撃的でした。大のオトナが少ない小遣いでどのお菓子を買うか迷う話です。ほかにもいろいろなお小遣いの使い方をするだんなさんがたくさん出てきますが、特に衝撃だったのは、ステーションバー(駅の隅っこで酒を飲むおっさん)でしょうか。個人的には世界一悲しい漫画だと思います。いや、大好きです!面白すぎました笑。
アフタヌーンKC
寄生獣
映画にもなった有名な作品ですね。謎の寄生生物ミギーが右手に寄生した新一と、寄生生物たちとの戦いの物語です。まず、寄生獣という発想がものすごいし、単なる勧善懲悪じゃない哲学的な内容であることも名作となった理由の一つだと思います。お母さんが家に帰って来るシーンは、何度見ても悲しすぎる名シーンです。
ヤングサンデーコミックス
お〜い!竜馬
私を幕末ファンへと変えた作品。いわずとしれた坂本龍馬の一生を描いた作品です。もちろん、史実とは異なる箇所もありますが、概ね史実どおりに進み実在のキャラクターと竜馬をうまく絡ませ、ギャグも交えつつ非常にドラマティックに描けていると思います。武市半平太、岡田以蔵、坂本龍馬の三人組が好きでした。超絶かっこいい吉村虎太郎の辞世の句もこの作品で知りました。三菱グループの創設者、岩崎弥太郎の扱いはもうちょっとどうにかならなかったんでしょうか笑。
海猿
海難救助漫画。ドラマの方が有名かもしれませんが、原作漫画の迫力もものすごいです。『ブラックジャックによろしく』の佐藤秀峰氏が前作に描いていた漫画で、やっぱりリアリティ、緊迫感、急激な重い展開の見せ方などがこれでもかと詰め込まれていて、すごく面白い作品ですね。
日本一の男の魂
〇〇日本一の男、みたいなのがひたすら出てくるショートギャグ漫画。超絶くだらないんですが、これ、最高に好きでしたね…。女子高生とかルーズソックスとか下ネタもいっぱい出てくるんで、ポリコレ的に今読むとアウトかもしれませんが、当時は非常に楽しませてもらいました。
ビッグコミックス
ブラックジャックによろしく
最高に面白いマンガです。リアリティのある医療業界の問題点を題材にしながら、アツい思いをもって患者に接する主人公、その思いが打ち砕かれる展開、それでも最後に救いのある着地になったりと、感情が揺さぶられまくります。緊迫感のある画力、表現力も見事。最高のマンガだと思います。
MONSTER
謎解き系サスペンス漫画の金字塔。謎のサイコパス殺人鬼ヨハンを追って、警察に追われながらもヨハンの謎を突き詰めていくDr.テンマの物語です。謎が謎を呼ぶ綿密に練られたストーリー展開はとにかく面白いの一言。何度か読み返さないと内容がつかめない感じではありますが、読者を夢中にさせる面白さがこの漫画にはありますね。
Happy!
浦沢直樹の隠れた超傑作。「YAWARA!」のあとであまり話題にならなかったそうですが、めちゃくちゃおもしろいですよ、これ。主人公は貧乏な出身の天才テニスプレイヤーなんですが、とにかく不幸な目に会いまくる、自分のせいじゃないのに世間からはどんどん悪者になっていく。だけど、まったく諦めずにへこたれずに、愚直にウィンブルドン優勝を目指す。どんな逆境でも全然諦めない人間の強さが描かれています。めっちゃ面白いです!
本格科学冒険漫画 20世紀少年
MONSTERと同じく、謎を追いかけるタイプのサスペンス。映画化もされましたね。ちゃんとすべてが解決するまでがむちゃくちゃ長いんですが、読み終わったあとのすっきり感、得も言われぬカタルシスの開放みたいな感覚を高いレベルで味わえます。連載中はほんと長く感じた…笑。めちゃくちゃ面白いですよ!
ホムンクルス
頭蓋骨に穴を開ける手術によって、歪んだ人の心が形となって見えるようになった主人公・名越が狂っていく物語。これ、超面白かったんですよね。異形の人間のデザインも良かったし、トラウマの視覚的な描写、メタファーの表現がめちゃくちゃ神がかっていたような気はします。もう少し救いのあるストーリーだともっと良かったんですが、殺し屋1の作者だしな…と思うと、まあ笑。
めぞん一刻
高橋留美子といったら自分の中ではこの作品。アパートの管理人の未亡人、音無響子と浪人生・五代裕作のくっつきそうでくっつかないラブコメなんですが……。高橋留美子節が良いんですかね、なんとも言えない切なさとさわやかさが詰まっていて、すごくほっこりする作品ですね。今読んでも泣くと思います。
あずみ
小山ゆうによる時代劇。時は江戸時代、徳川を影から守る刺客として育てられたあずみの冒険譚です。切った張ったのちゃんばらものなのですが、単純にそれだけでなく、政治的な思惑に翻弄されるあずみの苦悩、魅力的なキャラクターとの出会いと別れなど、激情的な悲しみが胸に来ます。歴史ものが好きな方はぜひ。
闇金ウシジマくん
こちらも説明不要かな。とにかくエグいシーンが多くて読むのに気合が入りますが、怖いもの見たさ的な感情を高いレベルで満たしてくれる大傑作だと思います。裏社会ってほんとにこんな感じなのかな、と思わせるほどリアリティがものすごいです。必読。
アオアシ
ジュニアユースでの成長物語を描いたサッカー漫画。よくあるといえばよくあるサッカー漫画かもしれませんが、設定やキャラクター、展開の巧みさ、表現力が優れていて、読んでいてさわやかな気分になれるいい漫画だと思います。次々に出てくる主人公の技術的な課題をどうやってクリアしていくのか、ワクワクしながら読み進めていけます。
昴
め組の大吾の作者のバレエ漫画。天賦の才がある主人公が、異常に辛い目に合いながらもどんどん成長していく物語。とにかく女性の主人公のガッツが良くて、ここまでアツい女性主人公もなかなかいないんじゃないかというところ。ものすごいドラマティックな作品です。
チャンピオンREDコミックス
片方は隻腕、片方は盲目の剣士の一騎打ち……この2人が相対するまでに、何があったか、というお話。真面目で実直だがどんどん不幸な目に会う藤木源之助と、剣技と策略ですべてを奪っていく伊良子清玄…さながらジョジョでいうジョナサンとDIOの関係に近いところありますね。2人が堕ちていくストーリーがとにかく面白いんですよ。岩本虎眼先生という圧倒的なインパクトを誇るキャラクターの存在もアツいです。虎眼先生はネットではネタにされてますねw。
近代麻雀
アカギ
『天-天和通りの快男児』から、伝説の雀士・赤木しげるの若い頃を描いたスピンオフ作品です。麻雀やっている人は全員読んでましたね。とにかく赤木の無敵っぷり、それがわかっているのにハラハラする展開にものすごくワクワクしたものでした。最後の鷲巣麻雀はさすがについていけませんでしたが、完結してから一気読みして溜飲が下がりました。一晩の卓を10年くらい戦ってましたからね…(苦笑)。
天-天和通りの快男児
福本マンガが超心理&頭脳戦となった最初の作品(だと思います)。東と西の雀士が戦う東西戦編はフツーに面白いですね。ひろゆきや赤木、浅井、原田、曽我といったキャラもいい味出してます。スピンオフのせいで、赤木が普通に負けるのに違和感が半端ないですね笑。
文春コミックス
アドルフに告ぐ
文春で連載していた、手塚治虫の漫画。第二次世界大戦の時代に、ヒトラーがユダヤ人であるという文書を巡って巻き起こる大河ドラマです。浦沢漫画的な、謎を巡ったサスペンスドラマといったテイストで、完成度がやたら高いです。伏線につぐ伏線が張り巡らされた設計に、読み返すたびに新たな発見があったりして、自分の中では『ブラックジャック』とタメをはるくらい、手塚作品で1番好きな作品かもしれないです。浦沢作品が好きな方は、絶対好きなはず。
アニメージュコミックス
風の谷のナウシカ
映画のナウシカはそこまで好きではなかったんですが、原作版のナウシカは神作品だと思いました。ナウシカの世界観が極限まで綿密に練られていて、土鬼や森の人、粘菌、ヒドラといったワクワクする設定の数々も本当に面白いものでした。皇帝ミラルパやヴ王などの悪役も魅力的です。最後の方、シュワの墓所での哲学的な問答の応酬は、自分を中二病に変えるにあまりあるインパクトがありました笑。
その他
火の鳥
個人的には、漫画史上最もと価値ある作品なんじゃないかと思います。ストーリー、絵柄、テーマ性、どれをとっても超高レベルで、もはや芸術と言っても過言ではないかと思います。もちろん今読んでも全く色褪せない新鮮さがありますね。誰もたどり着けない境地にいってしまった、偉大なる神作。
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